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パソコンお役立ち講座 インターネット・ファイル管理・バックアップすべておまかせ!「Windows® 7」の便利な機能



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Windows® 7が発売され、早速使っているよ!という方もいらっしゃると思います。 便利になった!早くなった!と実感されている方はとても多いと思いますが、Windows® Vistaとの違いや、Windows® 7のメリットがいまひとつわからない、と感じている方もいらっしゃるかもしれません。
そこで、すでにWindows® 7の快適さを実感している方にも、これから導入を検討されている方にも役に立つ、Windows® 7の便利な豆知識をご紹介します!

2010年5月現在の情報です。

新しくなったInternet Explorer® 8

Windows® 7ではInternet Explorer®が、7から8へ進化しました。進化した便利な機能の一部をご紹介します。

あいまいな記憶をおぎなってくれる、「クイック検索ボックス」

検索ボックスに語句を入力していくと、リアルタイムに検索候補を表示してくれるようになりました。
記憶があいまいで、完璧な語句を入れられないときでも、とりあえず文字を入力すると「検索の候補」がどんどん表示されるので、お目当ての語句を選ぶことができて便利です。
複数の単語の組み合わせでさらに効率よく絞り込み検索できるような語句も表示してくれるので、Webでの探し物がいっそう便利になりました。

らくらく検索できる、「アクセラレータ機能」

ニュースなどを読んでいて、気になる言葉を見つけたのでその意味を検索した、という経験をお持ちの方は大勢いらっしゃると思います。
この場合、文字を選択しコピーして、別のウィンドウを開いて、貼り付けて、検索ボタンをクリックして・・・当たり前のこんな動作ですが、ちょっと面倒ですよね。
Internet Explorer® 8に搭載された「アクセラレータ機能」は、そんな面倒な作業を軽減してくれます。
文字をマウスで選択すると、青いアクセラレータアイコンが現れます。これをクリックすれば、語句の翻訳や辞典の検索、電子メールの送信などがそのまま行えます。住所を選択してクリックすれば、地図までも表示してくれます。
ひととおりの動作をまとめてくれるので、手間がぐっと減って快適になります。

メールはWindows Liveメール!

Windows® XPの「Outlook Express」、Windows® Vistaの「Windows メール」に相当するメールソフトは、Windows® 7では「Windows Liveメール」を使います。
基本的な使い方はおおむね変わっていませんので、「Outlook Express」や「Windows メール」に慣れている方は、あまり戸惑わずに利用できるでしょう。
しかし、大きく違う点がひとつだけあります。それが「同期」です。これから詳しく説明していきますね。

「送受信」ではなく、「同期」。複数のパソコンで同じメールを受信できる

「Outlook Express」や「Windows メール」に慣れた方が一番戸惑ってしまうのが、「送受信」ボタンが見当たらない、ということでしょう。
Windows Live メールでは、「送受信」の代わりの機能として「同期」が用意されています。ためしに「同期」をポイントしてみましょう。「送信トレイのメッセージを送信して新着メッセージを確認します」というメッセージが表示されます。今までの「送受信」ボタンと同じ機能であることがわかりますね。

それでは、なぜわざわざボタンの名前が「同期」に変わったのでしょうか?
じつはここに、さらに便利になったヒントが隠されているのです。

通常、メールを「送受信」したときには、受信したメールはメールサーバからお使いのパソコンに「移動」してしまいます。つまり、いったん家のパソコンでメールを「送受信」してしまうと、そのメールは家のパソコン以外で閲覧することはできなくなります。

では、メールを「同期」したときはどうなるのでしょうか?
メールサーバとパソコンの受信トレイが同じ状態になる、つまり同期することになります。家のパソコンで閲覧したメールがメールサーバにもあるということになりますので、他のパソコンでも、「あのメールをもう一度みたい」と思ったときに読み返すことができるようになるのです。

「送受信」ではなく、「同期」。複数のパソコンで同じメールを受信できる

たとえば、外出用のノートパソコンと家の中用のデスクトップパソコンの二つをお使いの方は、「家のパソコンで見たあのメールに返事したい」と外出先で思ったときでも、ノートパソコンでもう一度メールを同期し、返信するという便利な使い方が可能になります。

もちろん、メールサーバにメールを残さない方法もありますので、メールサーバがメールでいっぱいになってしまうという不安もありません。

複数のメールアドレスを管理する人にうってつけ

Outlook ExpressでもWindows メールでも、複数のメールアドレスを管理することは可能でした。しかし、送受信したメールは全部まとめて「送受信トレイ」の中。返信するときに、どのアドレスで受信したメールかわからない、なんてことも起きがちでした。
その点、Windows Live メールなら、メールアドレスごとに別々に保存してくれるので、一目で受信したメールアドレスがわかり、管理が容易です。

「Windows Live」のIDを持っていると、書きかけのメールをメールサーバと同期して、街中のネットカフェで続きを書くなどということも可能になります。使い込むとどんどん便利になるWindows Live メール。パソコンの台数やメールアドレスが増えていくと威力を発揮する高性能なメールソフトです。NECのパソコンにはあらかじめプリインストールされているので、思いっきり使ってみてくださいね。

次は…ファイルを一元管理する方法をご紹介します。




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