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パソコンお役立ち講座 目指せスキルアップ! パソコンの検定・資格

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スキル別のパソコン検定

前のページでは、パソコンのスキルを初級・中級・上級に整理しました。ここでは、これらのスキルを確認するための検定試験を、タイプ別にご紹介します。

入力系

キーボードで正確かつ素早く文字を入力する技術に関する検定です。

● キータッチ2000

日本商工会議所が実施している、キーボードでの入力技術を測る検定です。ディスプレイに表示される2000文字を、10分間に何文字入力できるかを計測します。2000文字すべてを入力できると「ゴールドホルダー認定書」が交付されます。

● ビジネスキーボード

日本商工会議所が実施している検定で、キータッチ2000の上位資格にあたります。「日本語」「英語」「数値」の試験科目があり、入力文字数に応じて、科目ごとに5段階で技能が認定されます。キータッチ2000が文字を入力するのに対して、ビジネスキーボード認定試験は短文や単語、アドレスなどを入力します。

●毎日パソコン入力コンクール

毎日新聞社/日本パソコン能力検定委員会が主催する、規定時間内の入力の正確さと速さを競うコンクールです。小学生や中学生、さらに55歳以上のシニア部門があるのがユニークです。課題練習用のソフトも提供されています。

ちょっとプラス

正確なタイピングをするには

正確に素早くタイピングするには、ホームポジションを守ることが重要です。キーボードの「F」「J」のキーに左右の人差し指、スペースバーの位置に左右の親指を置き、決まったキーを決まった指で押すことが基本です。

正確なタイピングをするには

基本スキル系

●パソコン基礎検定試験 ※小中学生対象

全日本情報学習振興協会が主催する、小中学生を対象とした検定です。文字の入力からワープロ、表計算の基礎まで、パソコン技術の基礎を修得していることを認定するものです。

●ICTプロフィシエンシー検定試験(P検)

ICTプロフィシエンシー検定協会(P検協会)が主催する検定で、累計で170万人以上が受験している人気の試験です。すべてのパソコン利用者を対象とした、総合的なICT活用能力を問う試験で、1級・2級・準2級・3級・4級の5段階で実施されています。 P検のサイトでは、初心者向けの無料テスト「P検5級」を受験できたり、2級・準2級・3級・4級の模擬試験を受けたりできます(どちらも無料です)。まずは模擬試験で腕試し、というのも良いかもしれません。

インターネット系

●インターネット実務検定

インターネット実務検定協会株式会社が運営する検定です。1級から3級の3つの級があり、3級ではインターネットを利用する上で必要となるネットワーク、マナー、セキュリティなどの知識を検定します。

●ドットコムマスター

NTTコミュニケーションズが実施する検定です。生活や仕事に必要な知識を身につけるBASICと、企業や組織で活用できるADVANCEの2つの資格があります。パソコン初心者の方を対象としているBASICでは、情報機器の活用や、インターネットへの接続、安全性などが出題されます。ドットコムマスターのサイトでは、サンプル問題を確認できます。

メール系

●電子メール活用能力

日本商工会議所が実施している検定です。電子メールの仕組みや特性、セキュリティに関する問題や、お作法や活用方法までが出題されます。50問の出題で、合格するには80点以上が必要です。サイトで模擬試験を受けることもできます。

Word系

●日本語ワープロ検定試験

日本情報処理検定協会が主催する検定で、その名の通りワープロソフトを活用する知識・スキルを検定する試験です。より多くの文字を正確に入力する「速度」と、体裁の良い文書の作成能力を判定する「文書作成」の2つの科目からなり、それぞれの基準を達成すると初段・1級・準1級・2級・準2級・3級・4級の7つのレベルに認定されます。過去問題が公開されています。

●文書デザイン検定試験

こちらも日本情報処理検定協会が主催する検定です。ビジネス文書を対象とするワープロ検定に対し、文書デザイン検定はチラシやポスターなど、レイアウトに自由度のある文書を対象としています。こちらも過去問題が公開されています。

●日商PC検定:文書作成

日本商工会議所が実施している検定です。ワープロソフトの基本的なスキルを実技のみで測るBasicと、実技と知識を問う3級から1級のレベルがあります。各級のサンプル問題がサイトに掲載されているので、「自分が受けるなら何級?」と確認することもできます。

Excel系

●日商PC検定:データ活用

日本商工会議所が実施している民間資格です。Wordと同様、Basic、3級から1級の4つのレベルがあります。一番難易度の低いBasicでは、データの入力・編集のほか、並べ替えやグラフの作成、基礎的な関数(SUM、AVG、IF、INT)などが出題されます。

●情報処理技能検定試験 表計算

日本情報処理検定協会が主催する民間資格です。初段・1級・2級・3級・4級と5つのレベル(平成28年度より準1級・準2級新設)があります。4級では入力、計算、罫線や列幅の調整から印刷など、3級ではそれに加えて最大値、最小値の検索や順位付けなどが出題されます。

PowerPoint系

●プレゼン資料作成

日本商工会議所が実施している民間資格です。2011年に始まった比較的新しい検定で、3級から1級の3つのレベルがあります。入力はもちろん、レイアウトやデザイン、表やグラフの活用、カラー表現などが出題され、用途に合わせた分かりやすい資料を作成できるかどうかが問われます。

●プレゼンテーション作成検定試験

日本情報処理検定協会が主催する民間資格です。4級から1級の4つのレベルがあります。4級ではフォントの種類やサイズの変更、図形描画や加工などが出題され、3級ではそれに加えてスライド番号・背景の設定、画像や表・アニメーションの挿入なども出題されます。

次は…チャレンジ! MOS、ITパスポート試験をご紹介します。

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