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今さら聞けない!? SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)

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テレビや新聞などで「SNS」のニュースを目にする機会が多くなりましたね。周りにもSNSを利用している人が増えてきたけれど「そもそもSNSって何なのかいまひとつよく分からない」「挑戦してみたいけれど難しそうで手が出ない」という方もまだまだ多いのではないでしょうか。今回は、SNSの基本から活用法までご紹介します。

SNSとは?

SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)とは、社会的ネットワークをインターネット上で構築するサービスのことです。簡単にいうと、ネット上で近況を報告したり、情報交換を行ったりして、他の人とのつながりを作り出せるサービスのことです。
SNSに登録すると、知人とも知らない人ともつながることができ、コミュニケーションを楽しむことができます。友人や知人とつながることを目的にしている人、知人の輪を広げることを目的にしている人など、さまざまな目的で利用している人がいます。

SNS SNSは、大きく分けて2種類あります。
  1. 多くの人と、近況や感じたことなどを共有するソーシャルメディア系(Facebookなど)
  2. メールやチャットのように特定の個人、グループ間でやりとりするメッセージアプリ系(LINEなど)
今回は、1つめのソーシャルメディア系についてご紹介します。

SNSの種類

FacebookやTwitterなどの、利用者が2000万人を超えているような規模の大きいSNSや、まだあまり知られていない規模の小さいSNSなど、SNSには数多くの種類があります。今回は、SNSの中でも人気の高いFacebook(フェイスブック)、Twitter(ツイッター)、Instagram(インスタグラム)の3つについてご紹介します。

 
投稿される内容※1 近況報告、節目の挨拶、決意表明など堅めの内容も。
  • テキスト(全角文字は55,000字、半角文字は62,001字以内)
  • 画像(1度に大量の枚数をアップ可。1つのアルバムに約1,000枚まで)
  • 動画(動画の長さは最長120分、ファイルのサイズは最大4.0GB)
つぶやく感覚で気軽に。感じたこと、やったことなどを投稿。
  • テキスト(140文字以内)
  • 画像(4枚まで)
  • 動画(2分20秒)
画像メインに投稿。おしゃれにスタイリッシュに使っている人が多い。
  • 画像(1枚のみ)
  • 動画(60秒)
  • テキストは補足的な扱い
ユーザー名 実名(匿名も可) 匿名(実名も可) 匿名(実名も可)
つながりを増やすときの名称 友達申請 フォロー フォロー
つながっている人たちの呼び方 友達 フォロワー フォロワー
つながりの主な範囲
  • 実際の友人、知人
    (ある程度面識のある人が中心)
  • 実際の友人、知人
  • 共通の趣味などを持つ人
    (面識のない人ともつながれる)
  • 実際の友人、知人
  • モデル、芸能人をフォローしている人も多い
    (面識のない人ともつながれる)
好評価の名称※2 いいね! いいね いいね!
コメント※3 コメント @ユーザーIDで返信(リプライ) コメント
拡散※4 シェア リツイート リポスト
  • ※1文字数や画像枚数の制限は変動することもあります。
  • ※2他者の投稿に対して、シンプルに「良い!」「共感した!」という意思表示をするボタンがあり、それをクリックするだけで簡単に好評価のリアクションを相手に伝えることができます。
  • ※3他者の投稿に対して、コメントを書くことができます。Twitterの場合は、返信という形で投稿します。
  • ※4「この人の投稿を自分の友達/フォロワーにも広めたい(共有したい)」と思ったときに使うのが拡散機能です。拡散機能のボタンを押すだけで簡単に拡散できます。また、その投稿に自分のコメントをつけてから拡散することも可能です。

投稿例

投稿例

サービス利用には何が必要?

サービスによって必要な情報は異なります。以下は今回紹介した3つのSNS登録に必要な情報です。
Facebook 名前、メールアドレス、生年月日、性別
Twitter ニックネーム、ユーザーID、メールアドレス、電話番号
Instagram ニックネーム、ユーザーネーム(ユーザーID)、メールアドレス
ニックネームは、ご自身がSNS上で呼ばれたい名前を登録してみてください。あとから変更することもできます。

アカウント作成

アカウント作成とは、利用者登録のことです。SNSを利用するには、最初にアカウントを作る必要があります。
たとえば、スポーツジムを利用するときは会員登録をすることで利用する権利を得ることができます。SNSでも、アカウントを作成しなければ投稿できません。アカウントには通常、IDとパスワードが必要です。パスワードは、自分の生年月日や電話番号など推測されやすいものは避けましょう。パスワードは8文字以上、英数、大文字、小文字、記号を混在させるとよいとされています。

ログインとは?

ログインとは?

ログインは、ログ(log)にイン(in)する、つまり記憶に入ると直訳できます。あらかじめ登録しておいたアカウント情報(IDやパスワード)を入力して、自分のアカウントにアクセスすることをいいます。ログインは家族と共有しているパソコンやネットカフェなどのパソコンからもできるため、便利な反面取り扱いには注意が必要です。止むを得ず誰かと共有しているパソコンでログインする場合は、使用後は必ずログアウトするなど十分注意しましょう。

どのくらいの人が使っているの?

総務省の調査によると、全年代のSNS利用率(mixi、Facebook、GREE、Mobage、Twitter、LINEのいずれか1つ以上を利用している率)は、平成24年が41.4%、平成26年が62.3%と2年で20%増加しており、特に40代は37.1%から70.3%、50代は20.6%から45.9%と著しく利用率が上昇しています。

主なソーシャルメディアの利用率(年代別)

どんなときに使っているの?

平成26年の調査*において、20代にいたっては95%と非常に高い利用率です。若年層はどんなときにSNSを利用して楽しんでいるのでしょうか。

*「平成26年情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査」(総務省)より

写真を手軽に見せ合う

たとえばInstagramでは、楽しかったときの写真やおもしろい写真などの、自分が撮った写真を手軽に見せ合うことができます。上手に撮った写真をぱっと公開でき、さらに世界中の人から評価(いいね!)してもらえます。また、他の人が公開している写真を見て、感想を伝えることもできます。

知りたいことについての生の情報を得る

「あのお店に行ってみたい」「あのイベントはどんな感じなんだろう」と思ったとき、SNS内の検索機能を使って口コミ情報を探したり、写真を見たりして、生の情報を得ることができます。

リアルタイムで情報共有する

●電車の遅延が起こったとき

「○○線の電車がとまっているらしい」「そろそろ動き出しそう」などの投稿で、リアルタイムの情報を得ることができます。

●ニュースなどのテレビ番組で

「# ○○(番組名)」と入れてTwitterに投稿すると、リアルタイムでその投稿が番組内のテロップに流れ、番組出演者から意見をもらえたりします。最近はそのようなテレビ番組が最近増えてきましたね。

●お祭りなどのイベントで

イベント名でSNS内を検索すると、イベント参加者の写真や感想を見ることができます。

リアルタイムで情報共有する

次は…「SNSの楽しみ方」についてご紹介します。

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