無線LAN(ワイヤレスLAN)を導入するのには、「親機」を1台、「子機」を必要台数分そろえます。ここでは、機器の選び方のポイントなどをご紹介します。
親機は無線LANの中心となる機器で、無線でデータをとばし、複数のパソコンに接続できるようにするものです。
無線LAN機器をご購入の際には、プロバイダから入手されたモデムにより設定方法が異なったり、利用できない場合もありますので、利用可能か事前に確認されることをお勧めいたします。なお、Atermでは、「Aterm Station」に「接続確認済ブロードバンド事業者リスト」を用意していますのでご確認ください。
無線LANは電波でデータをやりとりするので、親機と子機との距離や、その間にどのような障害物(壁、柱、電子レンジなどの電子機器等)があるかなどによって、選ぶ無線LAN規格が変わってきます。
親機と子機の距離が近い場合は比較的安定して使用できますが、3つの規格「11a」「11b」「11g」に対応したものを選ぶことをおすすめします。
電波干渉の少ないチャネルを自動的に選択する「オートチャネルセレクト」機能を備えた製品も出てきています(Aterm WR8400N/WR8200N )。
「11b」「11g」規格にのみ対応した機器は、「11a」「11b」「11g」の3規格対応機器よりも比較的手頃な価格で提供されています。ただし、電子レンジやコードレス電話など、電波の干渉を受ける場所ではつながりにくい場合があります。
親機と子機が離れていると電波が届かない可能性があります。鉄筋コンクリートのマンションなどにお住まいの場合は、特に届かない可能性が高くなります。その場合は、次世代高速無線LAN規格として注目されている「ドラフト11n」や、コンセントを利用して通信する「PLC(高速電力線通信)」がおすすめです。「ドラフト11n」に対応した製品は従来の無線規格に対応した製品と比べて、障害物に強く、より高速な通信が可能となります。
「PLC(高速電力線通信)」は、家庭内のコンセントを利用して通信しますので、壁の作りや無線電波の妨げとなるような障害物を気にすることなく利用できます。
接続したいパソコンの台数分の子機が必要になります。親機と同じ規格のものを選んでください。
ノートパソコンの場合、子機が内蔵されていることがありますので、お使いのパソコンに無線LANの子機が内蔵されているかをまず確認しましょう。パソコンに子機が内蔵されていて、親機の規格と対応している場合は、子機を新たに準備する必要はありません。
子機には「PCカード」タイプと「USB」タイプ、「イーサネットコンバータ」タイプがあります。お使いのパソコンに「PCカードスロット」があるか、「USBコネクタ」があまっているかなどを確認して、接続できるものを選んでください。ずっと接続しておくものなので、今後、他の機器を接続して使う予定があるかどうかも考えて、接続する方法を決めましょう。
無線LAN導入までの流れをご紹介します。機器ごとに手順が異なりますので、詳細は機器に添付の説明書でご確認ください。
親機とモデムをLANケーブルで接続して、親機の電源をいれます。
子機を接続するもしくは子機が内蔵されているパソコンの、「ファイアウォール」や「ウイルス対策ソフト」の設定をいったん「無効」に設定します。「無効」に設定しておかないと、無線LANがうまく設定できないことがあります。設定終了後に「有効」の設定に戻します。
子機が内蔵されているパソコンの場合は、無線LANのスイッチを確認してオンにしてください。
接続設定に必要なソフトをパソコンにインストールします。無線LAN機器に添付されていたCDなどからインストールしてください。子機が内蔵されているパソコンの場合は、あらかじめパソコンにインストールされています。
最新のLaVie、VALUESTARの無線LAN搭載モデルには、「らくらく無線スタートEX」がインストールされています。
パソコンに子機を接続して、ソフトの手順にしたがって、設定を進めていきます。子機が親機からの電波を感知しているのを確認し、接続する親機を設定します。
Atermでは「らくらく無線スタート」で設定します。メッセージに答えていくだけで自動的に設定できます。また、無線LANで心配なセキュリティ設定も同時におこなうことができて安心です。


接続設定が終了したら「Internet Explorer」を起動して、インターネットに接続できるかどうか確認します。