こんにちは。
みなさん、お元気ですか。定額給付金の使い途にいまだに迷っている深川です。
トレンドウォッチの第3回目をお届けします。
Internet Explorer 8はWindows XPでも利用できる。見た目はあまり変わらないが、追加の新機能多数。お気に入りバーからポップアップしているのは、Infoseek 検索ランキングのWebスライス。いつでも最新の検索ランキングをチェックできる。
今回のトレンドは、「Internet Explorer® 8」(以下、IE8)です。
Microsoftのブラウザの新バージョンは、毎回新OSと一緒か、一歩早いタイミングで登場します。
Vistaの次のWindowsは「Windows® 7」という名前で、年内発売予定です。IE8はこのWindows 7に標準ブラウザとして搭載されますが、すでに正式版が公開されていて、VistaユーザーかXPユーザーであれば、ダウンロードして利用することができます。今回はすこしだけ未来を先取りしてみましょう。
IE8は、マイクロソフトのページからダウンロードできます。ただ、IE8自体は正式版ですが、まだ一部のサイトやサービスが未対応の場合がありますので、仕事で使う場合は注意してください。
最近は、Firefox、Safari、Google Chromeといった話題のブラウザがいろいろと登場していますが、IE8も負けず劣らずトレンディな機能をいろいろと搭載しています。
アドレスバーの右横にある検索ボックス。IE8では複数の検索エンジンの切り替えも簡単になったし、文字を入れるたびに検索候補を表示してくれる機能が搭載された。
まずなによりも押さえておきたいポイントはセキュリティとプライバシーの確保。IE8には「InPrivate ブラウズ」という新機能が搭載されました。これはネットカフェなどでパソコンのハードディスクに痕跡を残さずにWebサイトをブラウジングする機能です。新しいタブを開き 「InPrivate で閲覧」 をクリックするだけでこのモードに入ります。
もうひとつ「InPrivate フィルター」という機能もあります。これはWebサイトの閲覧履歴追跡機能を厳密に管理して、制限する機能です。
IEに従来からある「クイック検索ボックス」。この検索ボックスも進化しました。検索ボックスに語句を入力していくと、リアルタイムに検索候補を表示していきます。つまり、完全な語句を入れなくてもしっかりしたキーワードを入力できる確率が上がるわけで、人の名前をいい加減にしか覚えていない筆者には朗報です。
アクセラレータ、という機能も追加されました。当節、大事なのはスピードです。スピード感のないブラウザは相手にされません。
「アクセラレータ機能」は、ひとつの動作から次の動作が生まれることが多いという点に注目した新機能です。ブラウザ画面で文字や写真を選択すると青いアイコンがあらわれ、道順案内、語句の翻訳や辞典調査、電子メール送信、検索などが簡単に行えます。いままでのように、地図なら住所をコピーして地図サイトにジャンプして……といった手間が軽減されて、とても快適です。
英文の一部を範囲選択すると、青いアイコンが表示される。アイコンをクリックすると、検索、翻訳、地図、ブログ、電子メールなどのアクセラレータが表示される。アクセラレータ機能とは、簡単に言えば、便利になった右クリックメニューに近い。このほかにもさまざまなアクセラレータをアドインとして追加できる。
スピードといえば、動作速度はどうなっているでしょう。ここは一番のポイントかもしれません。
まず起動。高速化しています。
ページの読み込み。これも高速化しています。
さらに、JavaScriptまたはAJAXといったスクリプトを使ったページの読み込みも高速になっています。
全体として、非常にきびきびとした動きになっています。
まったく新しい機能としては「Webスライス」という機能が用意されています。
これはブラウザだけで実現する機能ではなく、コンテンツ側と協力して実現する機能です。たとえば、価格.comで目をつけた商品の最安価格をチェックしておくと、その情報だけがお気に入りバーに登録され、いつでもその情報を追跡できるようになる、という仕組みです。IEは圧倒的なシェアをもつブラウザなので、この機能を取り入れてくるWebサイトは時間とともに間違いなく増えてくるでしょう。
というわけで、今回は、IE8の概略を紹介してみました。
(フリーライター 深川岳志)
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