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旅行読売編集 「旅の健康塾」 旅行読売
 
 
「あなたの健康旅行」募集 健康を意識した自分流の旅程を教えてください。
主催/旅行読売出版社  
協賛/NECパーソナルプロダクツ
当サイトと旅行読売10月号で募集した『あなたの健康旅行』の受賞作品が決定いたしました。
ご応募いただいた健康旅行のコースは、いずれもユニークな作品ばかりで、
編集部が悩みに悩んで選んだのが次の方々。
受賞者のみなさま、おめでとうございます!
 
 
(上)仙酔島
仙酔島は瀬戸内海国立公園を代表する景勝地・鞆の浦の沖合に浮かぶ周囲の6キロの小さな島
(中)江戸風呂
江戸風呂は海藻、よもぎ、びわの葉の3種類の蒸し風呂。露天のようになっているのは「母親の胎内風呂」で、母親の羊水に近い高濃塩度の海水を使用した潮風呂で、いずれもTシャツと短パンで混浴
(下)尾道
文学の町、映画の町として知られる尾道。市街地には25もの古寺が点在し、のんびりと歩けば素朴な雰囲気が味わえる



1日目 羽田空港→広島空港→鞆の浦(鯛料理と保命酒)→仙酔島(島内散策と洞窟蒸し風呂の江戸風呂)→(宿泊)人生感が変わる宿「ここから」
2日目 ホテル→尾道(健康茶と千光寺公園)→竹原(町並み散策と長生寺)→広島空港→羽田空港



長生きのためのゲンかつぎと美味しい物を求めた旅行です。鞆の浦では有名な鯛料理を昼食にして、薬用酒である保命酒をお土産に購入します。仙酔島では夫婦でも一緒に入れる江戸風呂と、世界最大の露天風呂(海のこと)に入浴。ここでは薬草茶もいただけます。そして宿泊。翌日は尾道の上野屋本舗で風邪に効くという生姜湯を購入して、千光寺公園を散策します。最後に竹原で町並み散策をして、長生寺で健康を祈願して帰途につきます。



健康の旅は「健康」そのものを求めるだけでなく、心身のリフレッシュ、転地療養といった要素も大いに含まれます。受賞者の羽田さんはそれらの条件を満たしていることと、受賞の決め手はなんといってもきめ細かなプラン。旅程に無理がないうえに、鞆の浦の「保命酒」や尾道の「上野屋本舗」など、編集部も顔負けの情報を提供していただきました。最後に「長生寺」を訪れるというのも、心ひかれる演出ですね。短い期間での旅の充実度を高めるには、やはり目的をきちんと持つこと。羽田さん、かなりの旅通とお見うけしましたが・・・。
 
 
(上)諏訪大社秋宮
諏訪大社は上社と下社とで一社を形づくり、写真は諏訪大社下社の秋宮。少し離れた場所に春宮があり、拝殿はいずれも国の重要文化財
(中)旧中山道下諏訪宿
諏訪大社下社の秋宮と春宮を結ぶ中山道は、宿場町の面影を色濃く残す歴史の道。
(下)千畳敷カール
宝剣岳の南東斜面が氷河によってえぐられてできた千畳敷カール。麓からはロープウェイが延び、山上の遊歩道で高山植物ウォッチングを楽しみたい



1日目 横浜→駒ヶ根→千畳敷カール→宝剣山→(宿泊)上諏訪温泉、または下諏訪温泉
2日目 諏訪大社秋宮→中山道散策→片倉館→高島城



山が好きなのでゴンドラを利用してトレッキングする。尾根はまるで日本の屋根の上を歩くようで爽快だし、清々しい空気を吸って、美しい景色や可憐な高山植物を見れば、ありのままの自然に心が生き返る。夜はゆっくりと温泉で身体を休め、翌日は古いお寺を訪ねたり、その土地の文化に触れる。帰宅してカメラに収めた風景を見れば「次はどこへ行こうか」とまた行きたくなる。その意欲が健康の元。



元気に山を歩くことができる。まさにこれこそ、健康の証。さらに旅の思い出を鮮明に残す写真は、次への旅を喚起させてくれるに違いありません。
 
 
(上)黒部
黒部峡谷鉄道釣鐘駅近くを流れる黒部川の河原は、掘ると温泉が出てくる天然の露天風呂。川の水を引き込みながら熱さを調整する
(中)立山ロープウェイ
大観峰と黒部平を7分で結ぶ延長1700メートルの立山ロープウェイ。360度の大パノラマが堪能できる「動く展望台」
(下)室堂平
立山の主峰雄山を眼前に望む室堂平。澄んだ湖面に立山を映し出すみくりが池や、種類豊富な高山植物を楽しみながら気軽に散策できる



1日目 宇奈月駅→釣鐘駅到着→黒部川の河原で温泉→(宿泊)料亭「松風園」
2日目 立山駅(バスなどを乗り継いで)→室堂到着→高原を散策しつつ、デジカメで風景撮影→立山ロープウェイ→黒部湖駅



ゆっくりトロッコ列車に乗り、風景をデジカメに収めつつ、釣鐘駅に到着。ちょっとリフレッシュに黒部川の河原にある温泉で足湯をしながら森林浴も楽しむ!早めに宿泊先の「松風園」に行き、近くにある棟方志功記念館「愛染園」を訪れる。夜はヘルシーで新鮮な日本海の海鮮を楽しむ。2日目はバスやケーブルカーを乗り継いで室堂に到着。絶景とともにマイナスイオンや湧き水を楽しみながらスポット散策をする。立山ロープウェイからの風景を楽しみ、黒部湖駅に到着したら、有名な山いちごソフトクリームを味わい、ダムの景色を堪能。好きな写真と自然のマイナスイオンを思いっきり感じる、私流の健康旅行です!



貝瀬さんはアルペンファンのようですね。この旅程はもう経験されているようで、かなり具体的。山いちごソフトクリームは知る人ぞ知る、黒部ダムのレストハウスの名物です。
 
 
(上)小淵沢付近車窓(中央線)
名物の駅弁をほおばり、次々と変化する車窓の風景を眺めながらの「のんびり旅」は、列車旅の醍醐味
(中)ほうとう
甲州名物といえばほうとう。カボチャやにんじん、里イモなどの野菜と生のうどんを味噌仕立てで煮込んだ郷土料理。栄養価が高く、寒い季節にはぴったり
(下)勝沼町営ぶどうの丘
勝沼(現・甲州市)の市営ぶどうの丘の地下のワイン・カーヴには、年2回の審査にパスした勝沼推薦のワイン150銘柄が並び、試飲しながら買い物もできる



1日目 新宿または高尾駅→小淵沢→小海線清里駅下車→清里→甲斐大泉→甲斐小泉→小淵沢までハイキング→小淵沢→甲府駅北口のほうとうの名店で夕食→(宿泊)湯村ホテル素泊まり
2日目 ホテル→甲府(武田神社など散策)→勝沼ぶどう郷→高尾または新宿駅



各駅停車で行く旅で、往復運賃1万円以下、最近流行りの素泊り、本物の温泉で療養気分が味わえるリフレッシュ旅です。秋の高原散策は百名山八ヶ岳連峰、南アルプス北端にそびえる甲斐駒ヶ岳の雄姿(晴れていれば北岳や富士山も)を眺めながらの最高のハイキングです。費用総額は一人2万円以下。[注]小淵沢駅で駅弁を買うこと、駅前の観光案内でハイキングマップをもらうことを忘れないように。湯村ホテルは要予約。



一部省略させていただきましたが、江尻さんの旅程は旅行会社のツアー並みに具体的でした。交通機関や所要時間など事前に調査されていて編集部も脱帽もの。旅を楽しむ江尻さんの姿が目に浮かぶようです。
 
 
(上)羽置の里びりゅう館
名物の手打ちそばを中心とした薬膳長寿料理が味わえる羽置(はおき)の里びりゅう館。こちらでそば打ちやガラス工芸、陶芸の体験ができる
(中)坪山
自然豊かな上野原市にはいくつもハイキングコースがあり、1102メートルの坪山は初・中級者に最適のコース。4月上旬からは中腹から山頂にかけてヒカゲツツジが咲き誇る
(下)五感の里
藤野町にある五感の里は豊かな自然に囲まれた日帰り入浴施設。眼前に秋川を眺める露天風呂は、自然岩を使用した岩風呂。仏像を展示した美術博物館も併設



1日目 上野原駅→(バス)御岳神社→坪山→羽置の里びりゅう館→(バス)ふるさと長寿館→(宿泊)梅鶯荘
2日目 梅鶯荘→上野原駅→藤野駅→藤野園芸ランド→五感の里→新宿駅



まもなく古希を迎える私としては、なんとか長寿にあやかりたいもの。そこで長寿の里で知られる棡原で、坪山コースのハイキングで自然を堪能しながら長寿料理を満喫したいと思います。羽置の里びりゅう館で薬膳長寿料理を味わい、泊りは長寿料理の元祖である民宿梅鶯荘へ。翌日は相模湖のある藤野町へ移動して、藤野園芸ランドで芋掘りやフラワーガーデンで花を楽しむ。心地よい汗をかいたら五感の里の温泉で、のんびりと旅の疲れを癒します。



体にやさしい食品を摂り入れることで、体の中から健康になり、かつ自然を堪能してストレス解消。まさに魅力的な健康旅行ですね。しかも、棡原(ゆずりはら)は東京から意外なほど近く、首都圏にお住まいの方には1泊2日に格好の場所です。
 
 
(上)円月島とグラスボード
ボートの底から神秘的な海底ウォッチングと海女さんによる水中ショーが観賞できるグラスボード。白浜のシンボル円月島も間近に
(中)白良浜
きめ細かな白く美しい砂浜が続く白良浜。周辺には風光明媚な景色を求めて訪れた、俳人や歌人などの句碑が点在する
(下)崎の湯温泉
約1300年の歴史を誇る崎の湯温泉。湯舟から海まで10メートルほどで、雄大な太平洋の風景を一望に。近くの売店で売られる温泉街名物の温泉玉子もぜひ味わいたい



1日目 白浜駅→バスで白良浜へ→湯崎地区→牟婁の湯→崎の湯温泉→千畳敷→三段壁→(宿泊)柳屋
2日目 宿→グラスボート→ナギサビール→とれとれ市場→白浜駅



南紀白浜は景勝地が多く、心身をリフレッシュさせるには最適なエリアです。白砂の海岸沿いを散歩しながら、共同浴場で南紀白浜の天然温泉を堪能。源泉100%の温泉が楽しめる温泉宿に宿泊。しっかり温泉に癒されたら、2日目は地元のおいしいものを求めて町の中を散策します。地ビールレストランでの昼食や、近海の魚介が安く手に入れる市場などに立ち寄り、自宅へのお土産に。


白浜は新大阪から特急で2時間ほどと、気軽に足を運べる場所にありながら、明媚な自然と良質な温泉に恵まれた観光地です。目の前は太平洋ですから、新鮮な魚介も楽しみ。週末旅行でリフレッシュするにはもってこいですね。
 
 

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