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燃やす物
焼却施設のコントロールルーム
焼却施設のコントロールルーム
「再利用」出来ないほど汚れた筐体、 「再資源」として引き取ってもらえない物、 情報を消去しなければならないフロッピーディスク、磁気テープ等は、隣の焼却・溶融施設で燃やしてサーマル&マテリアルリサイクルされます。

65トンの焼却炉が2基あり、 解体作業から出た物だけではなく、東京駅や品川駅に到着する新幹線の社内やホーム等のゴミ、 また様々な企業から出たゴミと共に焼却しています。
また、1999年にフィリピンに不正輸出された廃棄物が日本に戻された時も、国からの委託で処理を行ったそうです。
BSEが問題になったときに、「肉骨粉」や「牛肉」も燃やしたそうです。

燃やし方
燃やす物は、種類に応じて分けて、ピットと呼ばれる「堀」へ落とされます。
ガバッと上からクレーンが降りてきて、ゴミをほぐしたり、各ピットのものを混ぜた後、掴んで焼却炉に入れます。
クレーンゲームの大きいもので、ひとつかみ700〜800キログラムくらい掴めるそうです。
燃やすカロリーを一定にするため、クレーンでゴミを撹拌します。

ゴミはロータリー・キルンで蒸し焼きして水分を飛ばした後、ストーカ炉にて900度以上の高温で焼却されます。 排ガスについては、ガス冷却塔で急冷して中和処理された後にバグフィルタでろ過してダイオキシン等の有害物の排出を抑制しています。

焼却処理後の廃熱で発電(廃熱発電)も行っており、その電気でこちらの施設で利用する電気の約9割をカバーしているそうです。

溶かして生まれ変わる
溶融炉の模型
溶融炉の模型
焼却炉から出てきた「焼却灰」は、金属を取り除いて、 隣の『溶融炉』で溶かします。溶融炉の温度は、1300度前後。
大きな石臼状になっていて、周りながらゆっくりと「焼却灰」を溶かしていきます。
この処理によって生成される溶融スラグは、道路の路盤材等の土木工事に利用されたり、再生砕石やインターロッキングブロック、保水セラミック歩道等の原料として活用されています。
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