■無線LAN使用時におけるセキュリティに関するご注意



■無線LANセキュリティに関する当社の取り組み

2004.1.9

無線LAN製品使用時におけるセキュリティに関するご注意
<お客様の権利(プライバシー保護)に関する重要な事項です!)

 無線LANでは、LANケーブルを使用する代わりに、電波を利用してパソコン等と無線アクセスポイント間で情報のやり取りを行うため、電波の届く範囲であれば自由にLAN接続が可能であるという利点があります。
 その反面、電波はある範囲内であれば障害物(壁等)を越えてすべての場所に届くため、セキュリティに関する設定を行っていない場合、以下のような問題が発生する可能性があります。
  • 通信内容を盗み見られる
      悪意ある第三者が、電波を故意に傍受し、
        IDやパスワードまたはクレジットカード番号等の個人情報
        メールの内容
      等の通信内容を盗み見られる可能性があります。

  • 不正に侵入される
      悪意ある第三者が、無断で個人や会社内のネットワークへアクセスし、
        個人情報や機密情報を取り出す(情報漏洩)
        特定の人物になりすまして通信し、不正な情報を流す(なりすまし)
        傍受した通信内容を書き換えて発信する(改ざん)
        コンピュータウィルス等を流しデータやシステムを破壊する(破壊)
      等の行為をされてしまう可能性があります。
 本来、無線LANカードや無線アクセスポイントは、これらの問題に対応するためのセキュリティの仕組みを持っていますので、無線LAN製品のセキュリティに関する設定を行って製品を使用することで、その問題が発生する可能性は少なくなります。

 無線LAN機器は、購入直後の状態においては、セキュリティに関する設定がほどこされていない場合があります。
 したがって、お客様がセキュリティ問題発生の可能性を少なくするためには、無線LANカードや無線LANアクセスポイントをご使用になる前に、必ず無線LAN機器のセキュリティに関するすべての設定をマニュアルに従って行ってください。
 なお、無線LANの仕様上、特殊な方法によりセキュリティ設定が破られることもありえますので、ご理解のうえ、ご使用ください。
セキュリティの設定等について、ご不明な点があれば、「Atermインフォメーションセンター」(連絡先はお手持ちの取扱説明書をご確認ください。)までお問い合わせください。

 当社では、お客様がセキュリティの設定を行わないで使用した場合の問題を十分理解したうえで、お客様自身の判断と責任においてセキュリティに関する設定を行い、製品を使用することをお勧めします。

 セキュリティ対策をほどこさず、あるいは、無線LANの仕様上やむをえない事情によりセキュリティの問題が発生してしまった場合、当社は、これによって生じた損害に対する責任はいっさい負いかねますのであらかじめご了承ください。

社団法人 電子情報技術産業協会(JEITA)による
無線LANのセキュリティに関するガイドライン」に基づく表示
無線LANセキュリティに関する当社の取り組み
 

なお、Aterm WARPSTARシリーズでは、無線LANのセキュリティ向上に前向きに考え、
従来よりお客様のセキュリティ意識を啓蒙するための取り組みを行っております。

ここで、「AtermWR7600H」の例をご紹介いたします。

  • 当社独自の無線LANセキュリティ機能の搭載

    標準的な無線LANセキュリティ機能である、「ESS-ID」「WEP」「MACアドレスフィルタリング」機能に追加、または拡張して、AtermWR7600Hには、以下のような機能が実装されています。

    ○ESS-IDステルス機能

    アクセスポイントが発する「ビーコン」という信号に自局のESS-IDを非掲載にすることにより、あらかじめアクセスポイントのESS-IDを知っている人以外が無線探索をしても、ESS-IDが分からないようにします。
    また、本来のESS-IDと一致しなくても通信を許可する「ANY接続」をあわせて禁止します。
    これにより、ESS-IDを知らない第三者からのアクセスポイントへの接続を防止できます。

    ○すべての個体ごとに異なるESS-IDを初期設定して出荷

    メーカーが「同じ」ESS-IDを全製品に適用して出荷すると、第三者が「当て推量」でアクセスポイントのESS-IDを突き止めることができてしまいます。
    当社では、工場出荷時に全個体に異なるESS-IDを初期設定することにより、ユーザが自分の意思でESS-IDを変更する操作を行わなくても、初期状態で一意なESS-IDでの運用が可能となり、ESS-IDステルス機能やその他セキュリティ機能と組み合わせることで、第三者によるESS-IDの看破を防止できます。

    ○152bitWEP、WPA-PSK(TKIP/AES)対応

    現在の暗号化機能の主流は「128bitWEP」ですが、AtermWR7600Hは「152bitWEP」に対応しております。暗号キーの長さが「128bit」から「152bit」になることにより、悪意ある第三者が暗号キーの解読を試みようとした場合に、解読までにかかる時間が著しく長くなり、事実上の抑止力として機能します。
    また、WEPより強固な暗号化方式である、「TKIP」や「AES」もサポートし、WiFi Alliance の提案する新セキュリティ基準「WPA-PSK」に対応しています(※)。
    (※商品の出荷時期により、バージョンアップが必要になる場合があります)


  • 初期設定ユーティリティ「らくらくウィザード」への無線セキュリティ設定の盛り込み



    AtermWR7600Hを購入したほとんどのユーザが、初期設定の際に使用するユーティリティ「らくらくウィザード」の一連の設定手順の中に、暗号化機能設定を盛り込んでおります。
    これにより、本商品を導入するほとんどのユーザが、設定中にこの画面を目にすることとなり、 同時に「音声ガイド」によって、暗号化設定の必要性を「声」で喚起して、暗号化設定率を促進しております。


  • 取扱説明書への「セキュリティ対策を行うことの重要性について」の記載



    AtermWR7600H添付のマニュアルにも「セキュリティ対策を行うことの重要性」について上記の記載を行っており、ユーザのセキュリティ意識の向上に努めております。

以上のように、当社は、無線LANセキュリティの啓蒙に前向きに取り組み、独自の一歩進んだセキュリティ機能と操作性を提供しており、これからも、セキュリティ機能強化/ユーザへの啓蒙の強化に努めていきます。

Aterm WARPSTAR シリーズをご使用の皆様には、今一度ここで、無線LANセキュリティ設定を行っていただくことをお勧めするとともに、これから購入をご検討のお客様におかれましては、ぜひ当社製品を、安心してご購入いただけますよう、お願い申し上げます。