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サポート技術情報

情報番号:006124
対象シリーズ:
対象OS:Windows NT Workstation 4.0、Windows NT Server 4.0
最終更新日:2012/07/13
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◆ Microsoft(R) Windows NT(R)4.0 導入ガイド追加情報(1996年12月)

Microsoft(R) Windows NT(R)4.0 導入ガイド追加情報(1996年12月)

Microsoft(R) Windows NT(R)4.0 に関する平成8年12月時点での導入ガイド追加情報です。下記を参照ください。


【目次の一覧】
  1. はじめに
  2. セットアップに関して
  3. ハードディスク/PD/光磁気ディスクのご使用に関して
  4. ネットワークのご使用に関して
  5. ほかのOSとの併用に関して
  6. 本体オプションのご使用に際して
  7. アプリケーションのご使用に際して
  8. その他

1.はじめに

この説明ファイルには、製品添付マニュアルに記載されていない情報について補足しています。


2.セットアップに関して

ハードディスク領域の中の実際にファイルとして使用可能な容量は、ファイルシステムの管理データや、ファイルの断片化などの要因により、領域全体の容量とは一致しません。
Windows NT 4.0をセットアップする領域は、十分な容量を確保してください。
フォールトトレランスの設定をした領域があると、Windows NT 4.0はセットアップできません。Windows NT 4.0のセットアップを開始する前にフォールトトレランスの設定を解除し、セットアップが完了してから再度設定を行ってください。
Windows NT 4.0のセットアップで「大容量記憶装置」を指定したい場合は、フロッピーディスクを使用するセットアップを行ってください。フロッピーディスクを使用しないセットアップの場合は、無条件に「大容量記憶装置」の検出を行います。
アップグレードセットアップで、ディスプレイの解像度、色数を引き継がない場合があります。システム起動時に自動的に「画面のプロパティ」が起動しますので再設定してください。
システム起動時に、「Winlogon.exe - ドライブの準備ができていません」というダイアログが表示される場合があります。その場合は、レジストリエディタで以下の値を「0」に設定してください。
  1. 「スタート」−「ファイル名を指定して実行」を選択し、「REGEDT32」を入力して、「OK」ボタンをクリックします。

  2. メニューから「ウィンドウ」−「ローカルマシン上の HKEY_CURRENT_USER」を選択します。

  3. 画面左側のウィンドウで、以下のツリーを表示します。

  4. \Software\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\Winlogon

  5. 画面の右側のウィンドウから、以下の値を選択します。

  6. 「値」ParseAutoexec : REG_SZ : 1

  7. メニューから「編集」−「文字列」を選択し、「0」と入力した後、「OK」ボタンをクリックします。

  8. メニューから「レジストリ」−「レジストリエディタの終了」を選択し、レジストリエディタを終了します。

  9. すべてのアプリケーションを終了し、システムを再起動してください。

※レジストリエディタの使用方法を誤ると、重大な障害を発生する場合があります。使用に際しては十分注意してください。

アップグレードセットアップ後に、既存のアプリケーションが実行できない場合は、システム環境変数が正しく引き継がれていない場合があります。アプリケーションをセットアップしたときのOSの起動ドライブにある\AUTOEXEC.BATファイルの内容をメモ帳などで参照し、記述されているSET、PATH環境変数の値を「スタート」−「設定」−「コントロール パネル」内のアプレット「システム」−「環境」を使って、Windows NT 4.0の環境に追加してください。
Windows NT 4.0のシステム名称は「Windows NT」としています。既に確保された領域にセットアップされた場合、確保したときのシステム名称がそのまま使われます。
Windows 3.1からのアップグレードセットアップ時の情報引き継において画面情報が引き継がれない場合は、[コントロール パネル]−[画面]で再設定してください。またプリンタ情報が引き継がれない場合は、[コントロール パネル]−[プリンタ]で再設定してください。
Windows 3.1で設定したグループはAdministrator以外のユーザが最初にログオンする際に継承するかどうか確認があります。継承した場合はプログラムマネージャ(progman.exe)の起動によりグループが表示されます。


3.ハードディスク/PD/光磁気ディスクのご使用に関して

ディスクアドミニストレータは、PD装置、光磁気ディスク装置をディスク装置として認識します。
PD装置、光磁気ディスク装置のドライブ名は、システムが自動的に割り当てます。変更できません。
3.5インチ光磁気ディスク装置を使用する構成でアップグレードセットアップを行った場合、セットアップ完了後ドライブ文字が余分に割り当てられる場合があります。その場合は、レジストリエディタで、以下の手順を行ってください。
  1. 「スタート」−「ファイル名を指定して実行」を選択し、「REGEDT32」を入力して、「OK」ボタンをクリックします。

  2. メニューから「ウィンドウ」−「ローカルマシン上の HKEY_LOCAL_MACHINE」を選択します。

  3. 画面左側のウィンドウで、以下のツリーを表示します。

  4. \system\CurrentControlSet\Control\Session Manager\DOS Devices

  5. 画面の右側のウィンドウから、余分なドライブ文字を選択します。

  6. 「値」X: : REG_SZ : \Device\OpticalDisk0

  7. ※「X:」は余分なドライブ名

  8. ※OpticalDiskの番号は、異なることがあります。

  9. メニューから「編集」−「削除」を選択します。

  10. メニューから「レジストリ」−「レジストリエディタの終了」を選択し、レジストリエディタを終了します。

  11. すべてのアプリケーションを終了し、システムを再起動してください。

※レジストリエディタの使用方法を誤ると、重大な障害を発生する場合があります。使用に際しては十分注意してください。

PD装置または光磁気ディスク装置が接続されており媒体未挿入の場合は、ディスクアドミニストレータ起動時に媒体未挿入のエラーが表示されます。無視を選択することで動作に影響はありません。
ハードディスク領域のブート可/不可の設定は、ディスクアドミニストレータの「アクティブパーティションの指定」で行ってください。

【アクティブ/スリープ領域に関して】

ハードディスク領域をスリープに設定する機能はありません。他OSでスリープに設定されたハードディスク領域であってもアクセス可能です。アクセスしたくない領域を持つハードディスク装置は接続しないでください。ほかのOSと共存させる場合は、ハードディスク1台あたり領域を4個以下にしてください。ハードディスク/PD/光磁気ディスクのフォーマットについてディスクアドミニストレータやマイコンピュータで未フォーマットのハードディスク領域や光磁気ディスク、PDの容量は「不明」と表示されますが、フォーマット後は正しい容量が表示されます。
ミラーセットの初期化中にディスクアドミニストレータを起動すると初期化中と表示されますが、初期化が完了しても表示は更新されません。「表示」メニューの「最新の情報に更新」を選択するか、ディスク表示部分でマウスをクリックすると、表示が更新されます。
ミラーセット/ストライプセット設定時のハードディスク障害の通知に関して、ミラーセット/ストライプセットに設定したハードディスク領域の一方に障害が発生した場合、イベントビューアにエラーの発生が記録されます。画面にメッセージは表示しません。


4.ネットワークのご使用に関して

ネットワークセットアップウィザードでドライバをインストールする場合、コピー元のパス指定の初期値は、「A:\」となっています。CD-ROMからインストールする場合は、CD-ROMドライブのドライブ名が Q:の場合は、「Q:\PC98」を指定してください。 PC-9821X-B06互換アダプタでネットワークアダプタの検出を行うと"Intel 82557-based 10/100 Ethernet PCI Adapter"が検出されますが、そのまま本ドライバを組み込んでください。 Gateway service for NetWare、または、Client service for NetWareを組み込む場合は、事前に下記の手順を行ってください。
  1. メモ帳で、%SystemRoot%\system32\OEMNSVNW.infを開く。

  2. 下記の変更を行う。
    変更内容:1042行目の"IBM_PC"と"DOSV"を"PC98"に書き換える

    変更イメージ:

    修正前(下記は1行です)
    SetRegValue $(SoftParameterKey)
    {"ShellVersion",$(NoTitle),$(!REG_VT_MULTI_SZ),{"MSDOS","V5.00","IBM_PC","DOSV"}}
    修正後(下記は1行です)
    SetRegValue $(SoftParameterKey)
    {"ShellVersion",$(NoTitle),$(!REG_VT_MULTI_SZ),{"MSDOS","V5.00","PC98","PC98"}}
  3. 変更を保存しメモ帳を終了します。

Gateway service for NetWareのヘルプが参照できない場合、下記の手順を行ってください(Windows NT 4.0 Serverのみ)。
  1. MS-DOSコマンド プロンプトを起動する

  2. 下記コマンドを入力する

    ren %SystemRoot%\system32\nwdoc.* nwdocgw.*

  3. MS-DOSコマンド プロンプトを終了する

NetWareからの移行ツールを使用する場合は、Gateway service for NetWareをセットアップしてください(Windows NT 4.0 Serverのみ)。


5.ほかのOSとの併用に関して

FATファイルシステムを Windows 95、MS-DOSなどほかのOSと共用したい場合は、2Gバイト以下の領域を作成してください。
OS/2と共存する場合は、NTFSファイルシステムの領域を作成しないでください。
HPFSファイルシステムは未サポートのため、セットアップ時に「未フォーマットまたは破損」と表示されます。


6.本体オプションのご使用に際して

モデム装置に Windows NT 4.0用のモデム設定ファイルが添付されていない場合は、Windows 95用モデム設定ファイルを使用してください。
FAXモデムカード(PC-9801N-J05)に対してコントロール パネルのモデムで検出を行うと、「MICROCOREMC24PA5」が見つかりますが、そのまま本モデムを組み込んで使用してください。
PC-9801N-J02またはPC-9801N-J02Rを使用していた場合、Windows NT 4.0にアップグレード後、ネットワークカードが使えなくなることがあります。この場合は、コントロール パネルのネットワークで、NEC PC-9801N-J02/J02Rのプロパティを再度設定してください。
ISDNボード(PC-9801-121)を使用する場合は、下記の手順でモデムをセットアップしてください。
  1. ボードに添付されている「ISDNインターネットアクセスセット」CD-ROMをセットします。ここでは、ドライブ Q:とします。

  2. MS-DOSコマンド プロンプトを開いて下記を入力します。

    copy Q:\Isdnset\inf\mdmnib.inf %SystemRoot%\inf

  3. MS-DOSコマンド プロンプトを閉じます。

  4. メモ帳を起動し、%SystemRoot%\inf\mdmnib.infを開きます。

  5. 下記の変更を行います。

    セクション[All]
    修正前:HKR,Init,1,,"AT"
    修正後:HKR,Init,1,,"ATS26=100"
    セクション[MfgAddReg]
    修正前:HKR,,Reset,,"ATZ"
    修正後:HKR,,Reset,,"+++"


  6. 変更を保存しメモ帳を終了します。

  7. 「スタート」−「設定」−「コントロール パネル」内のアプレット「モデム」を起動します。

  8. 「追加」を選択します。

  9. 「次へ」を選択します。モデムの自動検出を終了すると、「COMx上に見つかったモデム」として「標準モデム」が表示されます。

  10. ここで、「変更」を選択します。

  11. 製造元一覧から、「NEC」を選択します。

  12. モデル一覧から、「NEC ISDN Board(同期64 Kbps)」または「NEC ISDN Board(非同期)」を選択します。

  13. 「OK」を選択します。

  14. 「次へ」を選択します。

  15. 「完了」を選択します。

  16. モデムのプロパティの「閉じる」を選択します。

以上でモデムのセットアップは終了です。

106キーボード(PC-9801-116)を使用する前に、Windows NT 4.0のセットアップは標準キーボードを本体に接続してから行ってください。Windows NT 4.0のセットアップが終了してから、[コントロール パネル]−[キーボード]−[全般]−[変更]−[すべてのデバイスを表示]で106キーボードを選択してください。シャットダウン後、106キーボードを本体に接続してください。

文書を印刷するときに適切なフォントがインストールされていないと、日本語文字が正しく印刷されない場合があります。この場合は、アプリケーションの印刷プロパティで「テキストをグラフィックとして印刷する」を「オン」にして印刷を行ってください。メモ帳での例を以下に示します。
  1. 「スタート」−「プログラム」−「アクセサリ」から「メモ帳」を起動します。

  2. メニューから「ファイル」−「ページ設定」を選択します。

  3. 「プリンタの設定」ボタンをクリックします。

  4. 「プロパティ」ボタンをクリックします。

  5. 「ドキュメントのオプション」から「テキストをグラフィックとして印刷する」を選択し、設定を「オン」にします。

  6. 「OK」ボタンを押して、設定を終了します。

共有プリンタの設定については,Windows NT 4.0以外のOSから、Windows NT 4.0上の共有プリンタに接続する場合、ローカルマシンにプリンタドライバを組み込んで使用するかどうかの確認メッセージが表示される場合があります。メッセージに従って、ローカルマシンにプリンタドライバを組み込んでください。このメッセージは対応するプリンタドライバをサーバ側に登録しておくことで表示しないようにできます。詳細は、printer.wriを参照してください。

Windows NT 3.5のプリンタドライバを組み込む場合は、以下の手順で行ってください。
  1. コマンド プロンプトを起動

  2. Windows NT 3.5のCD-ROMのファイルをHDDにコピー

  3. xcopy q:\i386\*.* d:\i386\ /s
    (q:はコピー元のCD-ROMのドライブ名、d:はコピー先のHDDのドライブ名)


  4. printer.infを圧縮解除
    cd d:\i386
    expand printer.in_ printer.inf

  5. プリンタドライバを組み込む

  6. コマンド プロンプトを終了後、[スタート]−[設定]−[プリンタ]−[プリンタの追加]を選択し、プリンタの選択画面で以下のファイルを指定する。
    d:\i386\printer.inf
Windows 95のプリンタドライバを使用する場合も同様の手順が必要です。Windows 95のプリンタドライバの組み込みについてはprinter.wriを参照してください。


7.アプリケーションのご使用に際して

アプリケーションを動作させる際の注意事項は、Windows NT 4.0のreadme.wriや本体添付のnecread.txtに記述されている場合がありますので参照してください。
また、アプリケーションがWindows NT 4.0に対応していない場合がありますので、アプリケーション開発元にお問い合わせください。
なお、Windows NT 4.0のreadme.wriは日本語版、英語版両方の記述をお読みください。
使用しているかな漢字モジュールによってはキーボード上のかなランプのオンオフが逆になる場合があります。かな状態はかな漢字のツールバーの表示を参照してください。
かな漢字変換はセットアップしたユーザが使用できます。
ほかのユーザが使用する場合は、以下の手順を行ってください
  1. [コントロール パネル]−[キーボード]−[言語]を選択

  2. [追加]をクリックし、[日本語]を選択

  3. キーボードレイアウトで例えばNECAIIMEを選択

NECAIIME95のユーザ辞書をNTFS領域にセットアップした場合は、セットアップしたユーザでのみアクセス可能となります。複数のユーザがアクセスする場合は、以下の手順で辞書ファイルのアクセス権を変更してください。
  1. Administrator権限を持つユーザでログオンします。

  2. 「スタート」−「プログラム」から、「Windows NTエクスプローラ」を起動します。

  3. NECUSER.DICファイルを検索し、マウス右ボタンでファイルのプロパティを表示します。

  4. 「セキュリティ」タブを選択し、「アクセス権」ボタンをクリックします。

  5. Everyoneを選択し、アクセス権の種類を「フルコントロール」に設定し、「OK」ボタンをクリックします。

インターネット関連のアプリケーション上で、時刻が9時間進んでしまう場合があります。その場合は、以下の手順で環境変数を設定してください。
  1. 「スタート」−「設定」−「コントロール パネル」内のアプレット「システム」を起動します。

  2. 「環境」タブをクリックします。

  3. システム環境変数に以下を追加します。
    変数: TZ 値 : JST-9


  4. 「OK」を押して、システムのプロパティを終了します。

MS-Office 95のショートカットバーからMS-DOSプロンプトが起動できない場合があります。この場合、ショートカットバーのMS-DOSプロンプトのプロパティでファイルへのパスを、%SystemRoot%\system32\command.comに設定してください。


8.その他

Windows Messagingで、発信したメールの時刻が9時間進んでしまう場合があります。その際は、以下の手順を行ってください。
  1. 「スタート」−「プログラム」から、「コマンド プロンプト」を起動します。

  2. Windows NT 4.0 CD-ROMの1枚目を挿入します。ここでは、D:ドライブとします。実際と異なる場合は、読み替えてください。

  3. コマンド プロンプトで、以下の通り入力します。
    CD %SystemRoot%\system32
    ren MINET32.DLL MINET32.ORG
    expand D:\I386\MINET32.DL_ MINET32.DLL


  4. すべてのアプリケーションを終了し、システムを再起動します。

本バージョンにはデフラグツールは含まれていませんので、Windows NTエクスプローラでドライブのプロパティを選択するとツールの最適化の項目に「デフラグツールはインストールされていません」と表示されます。
Windows NTログオン画面でテンキーは使用できません。テンキー以外のキーを使って入力してください。
バックアップの復元先の変更はキーボードから入力して指定してください。
バックアップはテープ装置のみ対象としています。
アクセサリのImagingでスキャナからのイメージ読み取りはできません。
PDで自動起動、自動演奏機能が動作しない場合は、マイコンピュータから目的のプログラムを起動するか、CDプレーヤーを使用してCDを再生してください。



Microsoft、Windows NTは米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標です。
正式名称はMicrosoft(R)Windows NT(R)Server network operating system Version 4.0、Microsoft(R)Windows NT(R)Workstation operating system Version 4.0 です。

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