Windows 8.1 / 7のInternet Explorer 11で不正な個人情報漏れを防止するプライバシーの設定方法 | ||
Windows 8.1 / 7のInternet Explorer 11で不正な個人情報漏れを防止するプライバシーの設定方法 |
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Q&A番号:015971 更新日:2023/05/30 |
Windows 8.1 / 7のInternet Explorer 11で、不正な個人情報漏れを防止するプライバシーの設定方法について教えてください。 |
プライバシーの設定を変更することで、パソコンに保存されている個人情報を保護することができます。 |
!注意
Microsoft社のInternet Explorerはサポート終了しました。
Microsoft EdgeやGoogle Chromeなど、ほかのブラウザ―を使用してください。
Microsoft Edgeがインストールされていない場合は、以下のWebページからダウンロードしてインストールすることができます。
Microsoft Edgeのダウンロード
Windows 8.1 / 7のInternet Explorer 11では、プライバシーの設定が低くなっていると、パソコン上に保存されたユーザー名やパスワードなどの個人情報が漏洩することがあります。この場合、プライバシーの設定を高くすることで、悪意のあるWebサイトなどから個人情報を保護することができます。
プライバシーの設定では、どのCookieを受け入れるかを選択します。
標準のプライバシー設定では、Cookieを受け入れるレベルの選択を行います。プライバシーの詳細設定を使用すると、標準設定を上書きしてCookieの処理を行います。
また、Internet Explorerのセキュリティ問題を修正する更新プログラムが公開されている場合があります。ここで案内する方法と併せて、Windows Updateを行いパソコンを最新の状態に更新してください。
Windows Updateを行う方法については、以下の情報を参照し、ご使用のWindows(OS)のバージョンに応じた操作方法を確認してください。
Windows Updateを手動で行う方法
※ ここで案内している方法は、デスクトップ版Internet Explorerで行うことができます。
※ ここではWindows 8のInternet Explorer 11の画面で案内していますが、Windows 7のInternet Explorer 11でも同様の操作が可能です。
Windows 8.1 / 7のInternet Explorer 11で不正な個人情報漏れを防止するプライバシーの設定を行うには、以下の操作手順を行ってください。
以下の該当する項目を確認してください。
プライバシー設定のレベルを選択して、Cookieの自動処理方法を設定します。
標準設定でプライバシーレベルを選択するには、以下の操作手順を行ってください。
デスクトップ版のInternet Explorer 11を起動します。
画面右上の「」(ツール)をクリックし、表示された一覧から「インターネットオプション」をクリックします。
「インターネットオプション」が表示されます。
「プライバシー」タブをクリックし、「設定」欄のつまみを上にドラッグしてプライバシーの設定を変更します。
※ 初期状態では「中」に設定されています。
補足
つまみを上にドラッグすることで、プライバシーの設定が強化されます。
Webサイトの閲覧に支障がないように設定を行うには、「中−高」か「高」に設定することをおすすめします。
設定が完了したら、「OK」をクリックします。
以上で操作完了です。
設定を変更後にWebサイトの閲覧に支障が出た場合は、レベルを下げるか、「補足」を参照して特定のWebサイトごとにプライバシー設定を行ってください。
初期状態に戻す場合は、「既定」をクリックします。
標準設定のレベルを使用せずに、Cookie処理方法の詳細を設定します。
プライバシーの詳細設定を使用するには、以下の操作手順を行ってください。
デスクトップ版のInternet Explorer 11を起動します。
画面右上の「」(ツール)をクリックし、表示された一覧から「インターネットオプション」をクリックします。
「インターネットオプション」が表示されます。
「プライバシー」タブをクリックし、「詳細設定」をクリックします。
「プライバシーの詳細設定」が表示されます。
「自動Cookie処理を上書きする」にチェックを入れ、「ファーストパーティのCookie」「サードパーティのCookie」の処理をそれぞれ選択し、「常にセッションCookieを許可する」のチェックを外して、「OK」をクリックします。
※ Cookieに書き込まれたデータを不正に読み取られないようにするには、「承諾する」以外を選択します。
補足
「ファーストパーティのCookie」と「サードパーティのCookie」の違いは、Cookieの発行元が閲覧先のWebサイトのドメインか、そのほか第三者のドメインかです。
「サードパーティのCookie」はバナー広告などによく使用されています。
「ダイアログを表示する」に設定した場合は、該当するCookieを受信する度に、許可するかブロックするかのメッセージが表示されます。
「常にセッションCookieを許可する」にチェックを入れると、セキュリティが強化されたCookieが受信されます。すべてのCookieをブロックする場合はチェックを外します。
カスタム設定に変更されたことを確認し、「OK」をクリックします。
以上で操作完了です。
設定を変更後にWebサイトの閲覧に支障が出た場合は、Cookieの詳細設定を変更するか、「補足」を参照して特定のWebサイトごとにプライバシー設定を行ってください。
初期状態に戻す場合は、「既定」をクリックします。
補足
上記で案内しているプライバシー設定のほかに、特定のWebサイトのCookieを常に拒否する設定ができます。
「インターネットオプション」画面で「プライバシー」タブの「設定」欄にある「サイト」をクリックして、「サイトごとのプライバシー操作」画面が表示されたら、Webサイトのアドレスを登録します。