Windows 8 / 8.1のMicrosoft IME 2012で用語辞書を作成する方法

Windows 8 / 8.1のMicrosoft IME 2012で用語辞書を作成する方法

Q&A番号:017244  更新日:2018/11/21
対象機種 LAVIE、他… すべて表示する、   折りたたむ
LaVie(〜2014年12月発表)、VALUESTAR
LAVIE、LaVie(〜2014年12月発表)、VALUESTAR
対象OS Windows 8.1、他… すべて表示する    折りたたむ
Windows 8.1 Pro
Windows 8
Windows 8 Pro
Windows 8.1
Windows 8.1 Pro
Windows 8
Windows 8 Pro

Q&A番号:017244  更新日:2018/11/21

Windows 8 / 8.1のMicrosoft IME 2012で、用語辞書を作成する方法について教えてください。

Microsoft IMEでは、仕事や趣味で使用する専門用語を登録して、システム辞書として保存することができます。

Microsoft IMEでは、仕事や趣味で使用する専門用語を登録して、システム辞書として保存することができます。

はじめに

Windows 8 / 8.1のMicrosoft IME 2012では、登録した単語を基に、専用の用語辞書を作成することができます。

Microsoft IME 2012の辞書機能には、「ユーザー辞書」と「システム辞書」の2種類があります。
「ユーザー辞書」には、手動で登録した単語や、変換したときに自動で保存される学習単語が含まれます。
「システム辞書」は、多くの単語が事前に登録されている辞書で、内容を変更することができません。

仕事や趣味で頻繁に入力する専門用語が複数ある場合は、ユーザー辞書に登録し、システム辞書として保存します。
保存した辞書ファイルを、任意のパソコンのMicrosoft IME 2012に追加することで、用語辞書として使用できるようになります。

操作手順

Windows 8 / 8.1のMicrosoft IME 2012で用語辞書を作成するには、以下の操作手順を行ってください。
※ ここではWindows 8.1の画面で案内していますが、Windows 8でも同様の操作が行えます。

1. 用語をユーザー辞書に登録する

用語をユーザー辞書に登録するには、以下の操作手順を行ってください。

  1. 「Windows」キーを押しながら「D」キーを押してデスクトップを表示します。

  2. 通知領域の「A」または「あ」を右クリックし、表示された一覧から「ユーザー辞書ツール」をクリックします。
    言語バーから「ツール」をクリックし、表示された一覧から「ユーザー辞書ツール」をクリックします

    補足

    言語バーを表示している場合は、「ツール」(ツール)をクリックし、表示された一覧から「ユーザー辞書ツール」をクリックします。
    言語バーを表示している場合は、「ツール」をクリックし、表示された一覧から「ユーザー辞書ツール」をクリックします

  3. 「Microsoft IMEユーザー辞書ツール」が表示されます。
    「編集」をクリックし、表示された一覧から「新規登録」をクリックします。
    「編集」をクリックし、表示された一覧から「新規登録」をクリックします

  4. 「単語の登録」が表示されます。
    「単語」ボックスに用語を、「よみ」ボックスに用語の読み方を入力し、「品詞」欄から任意の品詞をクリックして、「登録」をクリックします。
    「単語」ボックスに用語を、「よみ」ボックスに用語の読み方を入力し、「品詞」欄から任意の品詞をクリックして、「登録」をクリックします
    ※ 登録する用語が複数ある場合は、同じ操作を繰り返し行います。

  5. 用語の登録が完了したら、「閉じる」をクリックします。
    用語の登録が完了したら、「閉じる」をクリックします

  6. 「Microsoft IMEユーザー辞書ツール」画面に戻ったら、「単語の一覧」タブに、登録した用語が表示されていることを確認します。
    「単語の一覧」タブに、登録した用語が表示されていることを確認します

以上で操作完了です。

「Microsoft IMEユーザー辞書ツール」画面を開いた状態で、「2. システム辞書を作成する」に進んでください。

2. システム辞書を作成する

システム辞書を作成するには、以下の操作手順を行ってください。

  1. 「ツール」をクリックし、表示された一覧から「システム辞書の作成」をクリックします。
    「ツール」をクリックし、表示された一覧から「システム辞書の作成」をクリックします

  2. 辞書ファイルの保存場所を指定し、「ファイル名」ボックスに辞書の名前を入力して「開く」をクリックします。
    ここでは例として、「ドキュメント」フォルダーを指定し、「PCWord」という名前を入力します。
    辞書ファイルの保存場所を指定し、「ファイル名」ボックスに辞書の名前を入力して「開く」をクリックします

  3. 「辞書名」「著作権」「説明」ボックスに任意の内容を入力して、「OK」をクリックします。
    ※ 以降の手順で、タイトルバーに表示されている保存場所が必要になるため、メモ帳に入力しておきます。
    「辞書名」「著作権」「説明」ボックスに任意の内容を入力して、「OK」をクリックします

  4. 「システム辞書の作成を終了しました。」というメッセージが表示されたら、「終了」をクリックします。
    「システム辞書の作成を終了しました。」というメッセージが表示されたら、「終了」をクリックします

以上で操作完了です。

「Microsoft IMEユーザー辞書ツール」画面を閉じて、「3. システム辞書を追加する」に進んでください。

補足

保存したシステム辞書を、ほかのパソコンのMicrosoft IME 2012で使用するには、手順3で控えたフォルダーをエクスプローラーで開き、辞書ファイルをUSBメモリーや各種ディスクなどを利用してコピーし、「3. システム辞書を追加する」の操作を行ってください。
エクスプローラーで辞書ファイルを表示した状態

3. システム辞書を追加する

システム辞書を追加するには、以下の操作手順を行ってください。

  1. 通知領域の「A」または「あ」を右クリックし、表示された一覧から「プロパティ」をクリックします。
    プロパティ

    補足

    言語バーを表示している場合は、「ツール」(ツール)をクリックし、表示された一覧から「プロパティ」をクリックします。
    言語バーを表示している場合は、「ツール」をクリックし、表示された一覧から「プロパティ」をクリックします

  2. 「Microsoft IMEの設定」が表示されます。
    「詳細設定」をクリックします。
    「詳細設定」をクリックします

  3. 「Microsoft IMEの詳細設定」が表示されます。
    「辞書/学習」タブをクリックし、「システム辞書」欄の「追加」をクリックします。
    「辞書/学習」タブをクリックし、「システム辞書」欄の「追加」をクリックします

  4. 2. システム辞書を作成する」の手順3でメモ帳に控えていた辞書ファイルの保存場所(フォルダー)を開きます。
    辞書ファイルをクリックして、「開く」をクリックします。
    辞書ファイルをクリックして、「開く」をクリックします

    補足

    • 保存場所が「C:\Users\…」となっていた場合は、「C:\ユーザ\…」に置き換えてフォルダーを選択します。

    • 辞書ファイルの保存場所が表示されない場合は、隠しフォルダーに設定されている可能性があります。
      隠しフォルダーを表示する設定に変更して、再度手順3の操作を行ってください。

      隠しフォルダーを表示するには、以下の情報を参照してください。
      Q&AWindows 8 / 8.1で隠しファイルやシステムファイルを表示する方法
      ※ 隠しフォルダーには、パソコンの動作に必要なファイルが保存されているため、作業が完了したら必ず「表示しない」設定に戻してください。

  5. 「システム辞書」欄に追加されたシステム辞書にチェックを入れて、「OK」をクリックします。
    「システム辞書」欄に追加されたシステム辞書にチェックを入れて、「OK」をクリックします

以上で操作完了です。

作成した用語辞書が使用できることを確認してください。
作成した用語辞書が使用できることを確認してください

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