はじめに

Windows 8 / 8.1では、自動サインインの設定をすると、パソコンを起動したときパスワードを入力せずに自動でサインインできます。

ただし、スリープやスクリーンセーバーの設定によっては、休止状態からパソコンを復帰したとき、サインイン画面が表示されパスワードの入力が求められることがあります。
この場合、スリープ解除時の設定や、スクリーンセーバー復帰時の設定を変更して、サインイン画面が表示されなくなることを確認してください。

※ パスワード入力を省略することで、誰でもパソコン内のデータにアクセスできる状態になります。
パソコンを持ち歩いたり、パソコンを複数人で共有する場合などは、パスワードの入力は省略しないことをおすすめします。

対処方法

Windows 8 / 8.1で自動サインインを設定してもサインイン画面が表示される場合は、以下の対処方法を行ってください。

1. 自動サインインの設定を確認する

パソコンを起動したときサインイン画面を表示しないようにするには、自動サインインの設定を行う必要があります。
サインイン画面が表示される場合は、自動サインインの設定が正しく行われていなかったり、設定した際に間違ったパスワードを入力したりしている可能性もあるので、再度設定を確認してください。

自動サインインの設定を確認するには、以下の情報を参照してください。
Windows 8 / 8.1で起動時のパスワード入力を省略する方法

2. スリープ解除の設定を確認する

パソコンをスリープ状態から解除したときにサインイン画面が表示される場合は、スリープ解除時の設定を変更する必要があります。
スリープ解除時にパスワードを入力しない設定に変更して、サインイン画面が表示されなくなるか確認してください。

スリープ解除時にパスワードを入力しない設定に変更するには、以下の情報を参照してください。
Windows 8 / 8.1でスリープから復帰する際にパスワード入力を省略する方法

3. スクリーンセーバーの設定を確認する

パソコンにスクリーンセーバーを設定していると、スクリーンセーバーを解除したときサインイン画面が表示されることがあります。
この場合、スクリーンセーバーの設定から、「再開時にログオン画面に戻る」設定を無効にする必要があります。

スクリーンセーバーの設定を変更するには、以下の情報を参照してください。
Windows 8 / 8.1でスクリーンセーバーを設定する方法
※ 上記の手順6で「再開時にログオン画面に戻る」のチェックが外れていることを確認してください。

関連情報

• Windows 10で自動サインインを設定してもサインイン画面が表示される場合の対処方法