Excel 2016でピボットテーブルを使ってデータ分析を行う方法

Excel 2016でピボットテーブルを使ってデータ分析を行う方法

Q&A番号:019842  更新日:2019/10/09
対象機種 LAVIE、他… すべて表示する、   折りたたむ
LaVie(〜2014年12月発表)、VALUESTAR
LAVIE、LaVie(〜2014年12月発表)、VALUESTAR
対象OS Windows 10 Home、他… すべて表示する    折りたたむ
Windows 10 Pro
Windows 8.1
Windows 8.1 Pro
Windows 10 Home
Windows 10 Pro
Windows 8.1
Windows 8.1 Pro

Q&A番号:019842  更新日:2019/10/09

Excel 2016で、ピボットテーブルを使ってデータ分析を行う方法について教えてください。

ピボットテーブルを使って、売上や収支など目的に応じたデータ分析を行うことができます。

ピボットテーブルを使って、売上や収支など目的に応じたデータ分析を行うことができます。

はじめに

ピボットテーブルとは、シートに作成した表から必要な項目を抽出し、集計できる機能です。
すでに作成している表の項目や数値を基に、合計や平均を少ない操作で算出したり、特定の項目から数値を絞り込んだりして、データを分析することができます。

ここでは例として、売上の分析と、家計簿のデータを利用した収支の分析を行う方法を案内します。

※ Officeのアップデート状況によって、画面や操作手順、機能などが異なる場合があります。

操作手順

Excel 2016でピボットテーブルを使ってデータ分析を行うには、以下の操作手順を行ってください。

以下の該当する項目を確認してください。

1. 売上の分析を行う方法

ピボットテーブルを使って売上の分析を行うには、以下の操作手順を行ってください。

  1. ピボットテーブルで分析したい表を作成し、表内の任意のセルをクリックします。
    ピボットテーブルで分析したい表を作成し、表内の任意のセルをクリックします

  2. リボンから「挿入」タブをクリックし、「テーブル」グループの「ピボットテーブル」をクリックします。
    リボンから「挿入」タブをクリックし、「テーブル」グループの「ピボットテーブル」をクリックします

  3. 「ピボットテーブルの作成」が表示されます。
    「テーブル/範囲」ボックスに、ピボットテーブルの元になる表の範囲が表示されていること、「新規ワークシート」が選択されていることを確認し、「OK」をクリックします。
    「テーブル/範囲」ボックスに、ピボットテーブルの元になる表の範囲が表示されていること、「新規ワークシート」が選択されていることを確認し、「OK」をクリックします

  4. 新しいシートが作成されたら、画面右側の「ピボットテーブルのフィールド」欄で、任意の項目を「フィルター」「列」「行」「値」ボックスにドラッグ&ドロップします。
    ここでは例として、「行」ボックスに「期間」を、「値」ボックスに各本支社をドラッグ&ドロップします。
    新しいシートが作成されたら、画面右側の「ピボットテーブルのフィールド」欄で、任意の項目を「フィルター」「列」「行」「値」ボックスにドラッグ&ドロップします

  5. ピボットテーブルに設定したとおりの表が作成され、最下行に自動で総計が表示されたことを確認します。
    ピボットテーブルに設定したとおりの表が作成され、最下行に自動で総計が表示されたことを確認します

    ピボットテーブルのフィルターやフィールドの設定を変更することで、特定の期間の集計や平均値の算出などができます。

    (1)集計対象の期間を変更する

    1. 「行ラベル」右側の「▼」をクリックし、表示された一覧から任意の期間にチェックを入れます。
      ここでは例として、「6月」「7月」「8月」のみチェックを入れます。
      「行ラベル」右側の「▼」をクリックし、表示された一覧から任意の期間にチェックを入れます

    2. 指定した期間の総計が表示されたことを確認します。
      指定した期間の総計が表示されたことを確認します

    (2)最下行の集計方法を平均に変更する

    1. 「ピボットテーブルのフィールド」欄から集計方法を変更したいフィールドをクリックし、表示された一覧から「値フィールドの設定」をクリックします。
      ここでは例として、「東京本社」のフィールドを変更します。
      「ピボットテーブルのフィールド」欄から集計方法を変更したいフィールドをクリックし、表示された一覧から「値フィールドの設定」をクリックします

    2. 「値フィールドの設定」が表示されます。
      「選択したフィールドのデータ」ボックスから「平均」をクリックし、「OK」をクリックします。
      「選択したフィールドのデータ」ボックスから「平均」をクリックし、「OK」をクリックします

    3. 総計行の値が平均に変更されたことを確認します。
      総計行の値が平均に変更されたことを確認します

以上で操作完了です。

2. 収支の分析を行う方法

ピボットテーブルを使って収支の分析を行うには、以下の操作手順を行ってください。

  1. ピボットテーブルで分析したい表を作成し、表内の任意のセルをクリックします。
    ピボットテーブルで分析したい表を作成し、表内の任意のセルをクリックします

  2. 「1. 売上の分析を行う方法」の手順2〜3の操作を行い、ピボットテーブルを作成します。

  3. 新しいシートが作成されたら、画面右側の「ピボットテーブルのフィールド」欄で、任意の項目を「フィルター」「列」「行」「値」ボックスにドラッグ&ドロップします。
    ここでは例として、「列」ボックスに「収支」を、「行」ボックスに「日付」「費目」をドラッグ&ドロップします。
    新しいシートが作成されたら、画面右側の「ピボットテーブルのフィールド」欄で、任意の項目を「フィルター」「列」「行」「値」ボックスにドラッグ&ドロップします

  4. ピボットテーブルに設定したとおりの表が作成されたことを確認します。
    ピボットテーブルに設定したとおりの表が作成されたことを確認します

  5. 「行」「列」ボックスに設定したフィールドをドラッグ&ドロップで入れ替えることで、データの分析方法を変更できます。
    ここでは例として、「費目」フィールドを「列」にドラッグ&ドロップし、費目別の収支を確認します。
    「行」「列」ボックスに設定したフィールドをドラッグ&ドロップで入れ替えることで、データの分析方法を変更できます

  6. ピボットテーブルの表示が変更されたことを確認します。
    ピボットテーブルの表示が変更されたことを確認します

以上で操作完了です。

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