Windows 10のInternet Explorer 11で「Webページからのメッセージ」が表示される場合の対処方法 | ||
Windows 10のInternet Explorer 11で「Webページからのメッセージ」が表示される場合の対処方法 |
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Q&A番号:021312 更新日:2023/05/30 |
Windows 10のInternet Explorer 11で、「Webページからのメッセージ」が表示される場合の対処方法について教えてください。 |
「Webページからのメッセージ」は、悪意のあるWebサイトにアクセスしてしまった場合などに表示されることがあります。「OK」はクリックせず、ここで案内している対処方法を順に実行してください。 |
!注意
Microsoft社のInternet Explorerはサポート終了しました。
Microsoft EdgeやGoogle Chromeなど、ほかのブラウザ―を使用してください。
Microsoft Edgeがインストールされていない場合は、以下のWebページからダウンロードしてインストールすることができます。
Microsoft Edgeのダウンロード
「Webページからのメッセージ」という表示は、フィッシング詐欺などの悪意のあるWebページによって、パソコンが危険に晒されている場合に表示されることがあります。
メッセージが表示された場合は、ネットワーク接続を切断して該当のWebページに対するセキュリティ設定を変更し、パソコンがウイルスに感染していないかをチェックします。
「Webページからのメッセージ」にはさまざまな種類があり、ダイアログボックスやウィンドウで表示されます。
また、表示される文章や画面にも複数のパターンがあります。
「Webページからのメッセージ」表示状態(一例)
ここで案内する対処方法の各項目を順に行い、現象が改善されるか確認してください。
※ Windows 10のアップデート状況によって、画面や操作手順、機能などが異なる場合があります。
Windows 10のInternet Explorer 11でパソコン使用中に「Webページからのメッセージ」が表示される場合には、以下の対処方法を行ってください。
「Webページからのメッセージ」表示された場合は、パソコンがウイルスに感染した可能性があります。
インターネット接続を切断し、感染の拡大を防ぎます。
有線LANでネットワークと接続している場合は、パソコンからLANケーブルを取り外します。
無線LANでネットワークと接続している場合は、以下の情報を参照して無線LAN機能をオフにしてください。
Windows 10で無線LAN機能をオン/オフに切り替える方法
該当のWebページを「制限付きサイト」に設定するには、以下の操作手順を行ってください。
アドレスバーを右クリックして、表示された一覧から「コピー」をクリックします。
補足
ダイアログボックスが表示されている状態では、アドレスバーを右クリックできません。
ダイアログボックス右上の「×」をクリックして画面を閉じてから手順1を行います。
ダイアログボックスが何度も表示される場合は、上記の操作を繰り返します。
また、ダイアログボックスを数回連続で閉じると、以下の画面下部のように「このページにこれ以上メッセージの作成を許可しない」が表示されます。
「このページにこれ以上メッセージの作成を許可しない」が表示された場合は、チェックを入れ「OK」をクリックすると、ダイアログボックスが表示されなくなります。
※ 「OK」は、「このページにこれ以上メッセージの作成を許可しない」にチェックを入れる場合にのみクリックしてください。チェックボックスが表示されていない状態で「OK」をクリックすると、ウイルスに感染する危険性があります。
タスクバーを右クリックし、表示された一覧から「タスクマネージャー」をクリックします。
「タスクマネージャー」が表示されます。
「詳細」タブをクリックし、表示された一覧から「iexplore.exe」をクリックして「タスクの終了」をクリックします。
Internet Explorer 11の強制終了が完了したことを確認します。
再度Internet Explorer 11を起動し、画面右上の「」(ツール)をクリックして、表示された一覧から「インターネットオプション」をクリックします。
「インターネットオプション」が表示されます。
「セキュリティ」タブをクリックし、「セキュリティ設定を表示または変更するゾーンを選択してください。」欄から「制限付きサイト」をクリックします。
「制限付きサイト」欄から「サイト」をクリックします。
「制限付きサイト」が表示されます。
「このWebサイトをゾーンに追加する」ボックスを右クリックし、表示された一覧から「貼り付け」をクリックします。
手順1でコピーしたアドレスが入力されたことを確認し、「追加」をクリックします。
「Webサイト」欄にアドレスが追加されたことを確認し、「閉じる」をクリックします。
「インターネットオプション」画面に戻ったら、「OK」をクリックして画面を閉じます。
以上で操作完了です。
Internet Explorer 11には、一度表示したWebページの情報を保存する機能があり、有害なWebページの情報がパソコンに残っていると、問題が発生することがあります。
「Webページからのメッセージ」が表示された場合は、閲覧情報を削除してください。
Internet Explorer 11の閲覧情報を削除するには、以下の情報を参照してください。
手順2で、以下の項目にチェックを入れます。
「Webページからのメッセージ」が表示される場合は、パソコンがウイルスに感染している可能性があります。
ウイルス対策ソフトを使用してパソコンをスキャンし、ウイルスに感染していないか確認してください。
パソコンがウイルスに感染していないか確認する方法は、ウイルス対策ソフトを使用している場合と、Windows Defenderを有効に設定している場合で異なります。
以下の情報を参照し、ウイルス感染の有無を確認してください。
ウイルスチェックを行い、感染していた場合は、画面の指示に従ってウイルスを駆除してください。
ウイルス対策ソフトの操作方法や設定方法については、ウイルス対策ソフトのメーカーに確認してください。
Windows Defenderでフルスキャンを行うことで、ハードディスク上のすべてのファイルおよび実行中のすべてのプログラムをチェックすることができます。
※ スキャン中はパソコンの動作が遅くなることがあるため、パソコンを利用しない時間帯に実施することをおすすめします。
Windows 10のWindows Defenderでフルスキャンを行う方法
ウイルスに感染していて、上記の対処方法で問題が解決しない場合は、「5. システムの復元を行う」に進みます。
システムの復元とは、パソコンが正常に動作していたときの復元ポイントを利用して、パソコンを問題が発生する前の状態に戻す機能です。
システムの復元を行い、問題が発生する前の状態に戻すことで、現象が改善されるか確認します。
※ 正常に動作していた時点の復元ポイントが作成されている必要があります。
システムの復元を行うには、以下の情報を参照してください。
Windows 10でシステムの復元を使用してパソコンを以前の状態に戻す方法
再セットアップとは、パソコンのハードディスクの内容を消去して購入時の状態に戻す作業です。
上記の対処方法を行っても解決しない場合、パソコンの再セットアップを行うことで問題を解決できることがあります。
※ パソコンを初期の状態に戻すため、保存しているデータや設定は削除される場合があります。必要に応じてデータをバックアップしてから行ってください。
再セットアップを行う方法については、以下の情報を参照してください。
再セットアップの概要(Windows 10)