■水冷ジャケット CPUの熱を冷却液に伝えます。熱伝導性を考慮して銅材を使用しています。
■ラジエータ 冷却液に伝えられた熱を、約800本の剣山型ヒートシンクから装置外部へ放出します。
■リザーブタンク 温度変化による冷却液の膨張/収縮をタンク内の空気層で吸収します。
■ポンプ ラジエータで冷やされた冷却液を循環させる心臓部で、1分間に350ミリリットルの水量を排出する能力があります。CPUの温度に応じて冷却液の流量をコントロールして静音化を実現しています。 |
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■冷却液 冷却液にはグリコール系の不凍液を使用し、未使用や輸送時での信頼性を確保しています。銅パイプやタンクの腐食を防止する成分も添加されています。
■銅パイプ/フレキシブルチューブ 各部品間の水路には、水分の蒸発防止と熱伝導性を考慮して主に銅製のパイプを使用しています。(一部の可動部分には信頼性を十分に確認したフレキシブルチューブを使用しています)
■SPS(System Power Supply)ファン SPSファンからラジエータに送風して効率的な熱交換を実現すると同時に、CPU以外の部材の冷却も行います。
■信頼性 各種のテストを行い、水漏れ等の不具合が発生しないことを十分に確認しております。(高温試験・低温試験・温度サイクル試験・振動試験・落下試験・加圧試験 等) |