121ware 閉じる
 
旅行読売編集 「旅の健康塾」 旅行読売
植田理彦温泉博士の温泉健康法 スローフード「ふるさと食風土記」 旅行読売おすすめ「歩く旅」 おすすめの癒しガーデン 旅の快適術
 
 
旅の快適術
クエン酸を携帯、ハイキングも疲れ知らず
パッキングをひと工夫するだけでバッグの中がスマートに

 さわやかな風が吹き渡る秋のレジャーといえば、ハイキングが大人気。秋の山野草を見つけながら、自然の中を歩けば心身もリフレッシュできること請け合いです。とはいえ、体力不足では長時間のハイキングもままなりません。そこで、摂取したいのがクエン酸。クエン酸といえば、梅干しに含まれていることで有名ですが、その働きはあまりよく知られていません。

 クエン酸とは糖の代謝を促し、乳酸という物質をエネルギーに変える働きがあります。乳酸は活動に必要なエネルギーの素となるブドウ糖が燃焼して生まれるのですが、本来なら体内で無毒の炭酸ガスと水に分解され、体外に排出されます。ところが、激しい運動や同じ姿勢を長く続けたり、年齢による代謝の衰えなどによって、乳酸が分解されず体内に蓄積されてしまうことも。これが肩こりや腰痛の原因となります。そんな時、乳酸を分解するクエン酸を補給すると、体内の代謝がスムーズになり、疲労回復にもひと役。昔から民間療法に幅広く利用されている梅干しには、それなりの理由があったのですね。

 ただし、梅干しは塩分が多く含まれていますので、過剰な塩分摂取が気になる人には市販されているクエン酸のサプリやドリンクなどをおすすめします。

(文/戸井美也子)
 
バックナンバー
第10回 冬場の旅はインナーにひと工夫して冷えを防止

第9回 晩秋の旅は医食同源をテーマに、体にやさしい食を求めて

第8回 インソールによって歩行も運動も快適になる

第7回 クエン酸を携帯、ハイキングも疲れ知らず

第6回 パッキングをひと工夫するだけでバッグの中がスマートに

第5回 つらい乗り物酔いを克服して快適なドライブ旅行

第4回 靴の用途を知り、安全で楽しいウォーキングを

第3回 ロングフライト血栓症の予防を心掛けて快適な旅を

第2回 装備をしっかりして、爽快なトレッキングを楽しみましょう

第1回 暑い日は太陽の日差しを避け、こまめに水分補給を

ページトップへ
 
 
あなたの健康旅行結果発表旅行読売新刊紹介トップページ
 
NEC Copyright(C) NEC Corporation, NEC Personal Products,Ltd.